新パッチ(1.15)後の環境考察

マーシー・D.vaなどの調整が来たパッチ1.15、そろそろ適応されてから一ヶ月が経とうとしています。

未だメタは固まっておらず、よく分からないという人も多いと思うので、現パッチの大会(APEX Challngers,Overwatch OPEN DIVISION JAPAN)を見たり、ライバルプレイをした上での今の環境の考察を書いていきます。

変更内容

D.va

■新アビリティ「マイクロ・ミサイルの追加」

■ディフェンス・マトッリックスのメーター消費速度が二倍に

■ブースター中もメイン射撃が可能に

マーシー

■リザレクトがアビリティに変更され、30秒に一人、5m以内の味方を蘇生できるように(無敵時間は廃止)

■新アルティメット「ヴァルキリー」

  • ヴァルキリー・スーツの出力を最大にし、武器とアビリティを20秒間強化する
  • カデュケウス・スタッフ:回復及びダメージ・ブースト効果をターゲットしている味方だけでなく、その味方の周りにいる全員に付与。ビームの射程距離アップ
  • カデュケウス・ブラスター:弾薬無限、弾速アップ
  • ガーディアン・エンジェル:有効距離延長、移動速度アップ
  • リザレクト:ヴァルキリー発動と同時にクールダウンをリセット、その後のクールダウンが10秒に短縮
  • ホバー:自由飛行可能、移動速度アップ
  • 自動回復(パッシブ):ダメージを受けても回復が中断されなくなる
ラインハルト

■シールド展開中にフリールック機能の追加

OPヒーローとなったマーシー

30秒に一度味方を蘇生することできるという、ワンピックを無効化する強力なスキルに加え、蘇生のCDアップや、20秒にもわたる範囲ヒール・ブーストが可能という汎用性に優れたUltが評価され、マーシーのピック率はシーズン1以来の高さを誇っています。

ライバルプレイにおいては、事故からのワンピックを無かったことができるという、ばらばらに死んでしまう野良向きなスキルが猛威を奮い、マーシーがいないと勝てないとも感じられるほどの強さです。

実際に統計的にもどちらかのチームには必ずマーシーが出ており、マーシーのいる方のチームの勝率が高くなっているようです。

※詳しくはD3watchさんの記事をどうぞ

・マーシーがいないチームはほぼ確実に負けることがデータ的にも明らかに?

・マーシー旋風衰えず、使用率が100%を超える理由が判明

マーシーのナーフがくるまでマーシーがマストピックな時代は続きそうですね。

マーシーの使い方

別に記事を書いたのでどうぞ↓

マーシーを含めた構成

マーシーが強いのは分かったけど何を合わせれば強いの?ということで実際に使われている構成を数例上げていきます。(タンクはウィンストン・D.vaのダイブ構成を基本とします)

☆ファラ・マーシー構成

昔からある構成で、空を飛ぶファラにマーシーが付くという構成です。

ファラマーシー構成は元々強力だったところに、新スキルリザレクトが追加されたことで純粋な強化になっています。

戦い方としては、ファラにくっついて飛んでダメージブーストをかけつつ、上から状況を見渡して全体にヒールを行います

ファラとマーシーのコンビさえ死ななければ有利な状態を保てるので、ファラを逃げ場所に使いながらしっかりと逃げ延びましょう。

もう一人のサポートとしては一人でいても大丈夫なルシオが主に採用されます。

☆ゼニ・マーシー構成

マーシーを入れることで少なくなった火力を、ゼニヤッタを入れることで補う構成です。

中~遠距離での睨み合いに非常に強く、不和やダメージブーストの関係からヒットスキャン系(マクリー・ソルジャーなど)のヒーローと相性が良いです。

この構成ではゼニヤッタがどうしても孤立しがちで、フランカーに絡まれて倒されてしまうので、マクリーやソルジャーをゼニヤッタとセットにして守ってあげると上手く噛み合います。

受けの戦い方が強い構成ですが、一気に飛び込まれてしまうと受けきることは難しいので、一定の距離を保ちつつ不和に合わせてじわじわと相手のヘルスを削っていくイメージで戦うとやりやすいですね。

シナジー的に言えば上でいったような構成のほうが強いのですが、純粋にマーシーとゼニヤッタというヒーロのパワーが強いので、他の戦い方をする場合にもピックする事もあります。

例えば防衛側でこの構成をする場合、どこかのタイミングで先にしかけないと、相手に簡単に有利ポジションを渡してしまうので、先に仕掛けることもできるようにDPSはトレーサー・ゲンジのコンビにする場合も多いです。

ファラマーシーの構成にゼニヤッタを入れて、ゼニ守るためにソルジャーを入れたダイブorハルト構成などもやってたりするので、色々応用は利きますね。

大会シーンでは一番ピックされている構成なので、現状メタといえる構成かもしれません。

アナ・マーシー構成

ラインハルトを入れた構成でヒール量を増やしたい場合や、Kings`rowやNumbaniのA拠点など高低差が激しいマップの防衛でよく使われます。

ゼニヤッタを出す場合よりも自衛力が高くなり、豊富なヒール量によりフロントラインを支えていく構成になっています。ソルジャーとアナを一緒にだして高所をキープするというパターンが多いですね。

アナの弾を撃って回復するという特性上、ウィンストンなどに飛び込まれてバリアを置かれてしまうと何もできなくなってしまうので、タンクができるだけ前線を前で作って、ヒールで耐えながらナノブーストや阻害便などを起点に攻めていきたいです。

この構成の弱点としてカウンターUltがないという所があるので、Ultをしっかりと使って先に当たるというのが重要になってきます。

ルシオ・マーシー構成

基本的にファラマーシー構成をしている時以外このコンビにはなりませんが、ゼニヤッタやアナをしていてもすぐに死んでしまう・チョークポイントを抜ける時にスピードアンプがないと抜けれないという場合にこの構成になる場合があります。後アヌビスAの攻めなどではこの構成もそこそこ多いです。

この構成の強みはあまり分かりませんが、マーシーのスペースさえ確保できればサポートが死ににくい構成なので、サポが上手く動ければポテンシャルはある構成ではあります。Ultを使って押し込むと言う点では強いので、アサルトのBを取りきる為などに使われていた時期もありましたが、結局マーシーがすぐ死ぬので最近はあまり見ませんね。

現状あえて選ぶ構成にはならないでしょう。

消えたルシオ

マーシーがピックされる事によって、割を食っているのがこのルシオです。

ルシオのブーストがバグとして修正される問題などもあり、ルシオには向かい風な環境である事には違いありません。

元々、ずっとtier1に居続けていたヒーローだけに、いないのも新鮮ですが寂しくもありますね。

さて、本題に入りますが、ルシオは使えなくなったのか?と言われればNoといえます。

なぜならルシオには、スピードブーストという、移動速度を上げるという唯一無二のアビリティがあるからです。

結論から言うと、ルシオの性能を最大限生かすことができるなら、マーシーのリザレクトというスキルと比べても、遜色がない、むしろ勝っているでしょう。Ultの強さで言えばマーシーに分があるとは思いますが。

ルシオというヒーローは、Boop(サウンドウェーブ)で敵を弾くスピードアンプで味方を逃がすヒールアンプで相手のダメージをいなす、などの味方を助ける”ピール性能“に関してはピカイチです。

つまり、ルシオを出すことで相手の攻撃を受ける事が可能になります。これがマーシーになると自分自身がなんとか逃げることしかできないので、代わりは勤まりません。

また、スピードアンプからの迅速なダイブや、コントロールでの初動のエリア取りなどでもルシオの性能は発揮されます。

逆に言うと、そもそも相手にダイブされない位置取りを取れている場合や、ソルジャーのヒールパックで十分に耐えれる場合、高低差を使ってスピードアンプを使わずに相手に当たることができる場合、などではルシオの必要性はなくなります。これは前のメタからも変わりませんね。

しかし、これはあくまでルシオの性能を最大限使えた場合、の話なので、チーム全員でVCを繋いで意思疎通ができていないとまず無理です。

野良のライバルプレイにおいてルシオが使われている理由は、範囲ヒールによって最低限の仕事ができる、というだけの理由の場合が多いので、それならマーシーを使ったほうが数倍強いですね。

今の環境で”あえて”ルシオを使うなら、最大限ルシオの強みを活かして戦えるようにしましょう。

アグレッシブになったD.va

D.vaはディフェンス・マトリックス(DM)の持続時間が半分になった代わりに、マイクロミサイルという全弾あたると162ダメージ与えることができる新アビリティが加わり、更にブースター中にも攻撃が可能になりました。

この変更により、バーストダメージが増え、追撃性能が格段に上昇しました

今まではウィンストンのカバーや、後衛に絡みに来るトレーサーの対処などの守備的なな立ち回りが求められていましたが、新ディーバはダメージを出すことの重要性の比率が高まったように思えます。

強い動きとしては、ジャンプして来たウィンストンに対してタックルでバリアから追い出し、至近距離からのミサイルと射撃で倒すという動きや高台に一人でいるソルジャーやマクリーに対して、DMとミサイルを使いながらで突っ込んで倒す、などのムーブが強いですね

ミサイルさえしっかり当てることができれば、ローム(単独行動)している相手に対してタイマンでほぼ勝てるようになったので積極的に狙っていきましょう

DMの使い方に関しては、昔のように全体的なダメージを減らすために使ってしまうとすぐなくなって、欲しいときに使えなくなってしまいます。

なので、自分や味方に対して致命的なダメージになる攻撃を局所的に消すようにし、ダメージを出すことによって結果的にDMを使わなければいけない状況を減らすことにより、少ないリソースでもやりくりできるようになると思います。

不遇のメインタンク

ウィンストンはD.vaからのカバーが減り、D.vaから受けるダメージが増えたので、今までよりくらうダメージが格段に増えました。

特に相手にゼニヤッタがいる場合には奥に飛んだ瞬間死にますし、殺してもマーシーに生き返らされるという悲しいことがおきるので、まさに不遇といえるでしょう。

ヘルス管理に気をつけながら、できるだけジャンプを節約した上で丁寧に使いながら、高台などのエリアを広げていくことを意識して、死なないように立ち回りましょう

ラインハルトに関しても、キングスロウではよくピックされますが他のマップではあまり姿を見ません。戦闘エリアが狭いマップではまだ力を発揮出るのですが、味方にルシオがいなかったり、相手にゼニマーシー構成が多くなったことにより、盾が割れる速度は確実に速くなっているのでこちらも辛いことには変わりないでしょう。死んでもマーシーに蘇生されるという分ではプラスですが、ラインハルトメタが訪れるのはまだ先になりそうです。

ヒットスキャン需要の高まり

マーシーを倒すためにソルジャーやマクリーのUltが有効であり、D.vaのDMも弱体化したことからライバルプレイにおいての採用率は増加しました。

トレーサーに関しては孤立したゼニヤッタを狩ったり、逃げたマーシーを追いかけるなどの仕事があるので前と同じく重要な立ち位置をキープしています。

マーシーのUltにUltを返す事ができれば戦況をひっくり返すことができるので狙うと良いでしょう。

油断するとD.vaが飛んできて倒されるので、遠距離のうちに削っておくなど、D.vaの位置には気をつけておきましょう。

ウィドウメーカーも前回のパッチでバフが入り回避性能が上がったのに加え、マーシーと相性がいい事からプロシーンでは採用率が上がりました。Aimがないと使いこなせないヒーローなので使うかどうかは自分のAimと相談です。

ロードホッグの台頭

ホッグの修正は前のパッチですが、D.vaの弱体化?に伴いサブタンク、若しくはメインタンク、又3タンクの枠としてホッグがでる機会が増えました。

何が強いかというと、テイクアブリーザーを歩きながら飲めて、飲んでいる最中はダメージを半減するので実質HP1000越えの歩く肉壁になるわけですね。そしてこいつはゼニの不和などでしっかりフォーカスされない限り死にません。なので多少無理をしてポジションを上げながら、タンクなどにプレッシャーをかけることができます。もし死んでも蘇生されて嫌なランキングナンバー1なので強いです。

ただ、メイン武器がショットガンという事もあり、ダイブもできないので、結局フックが当たるか当たらないかに仕事量が依存してしまう点が安定しません。フックからワンピック取れても蘇生されてしまうという点でもそこまでホッグに良い環境というわけでもないですね。

マーシーをフックできればほぼ勝てるので、出す場合は蘇生に飛んできたマーシーなど狙ってみましょう。

ジャンカータウンは何が強い?

第一拠点までの道は広すぎるので、守りきるのが非常に難しいです。広いのでウィドウが強いです。

各チームオリーサを出してみたりなど試行錯誤していますが、未だに強い構成などは見つかっておらず、普通のダイブ構成が無難だという印象を受けます。

第二、第三ポイントから道幅が狭くなり、高台が増えるので、高台のキープ、処理ができるヒーローを入れると良いでしょう。

第二は止まりやすいですが、短いので一回当たり負けるとすぐに突破されてしまい、第三もショートカットルートがあるので最後が押し込みやすく、全体的に攻め有利なマップに思えます。

なんとなくイメージを掴みたい人は以下の試合をどうぞ

9/27 Lunatic-Hai#2 vs. BSG

https://www.twitch.tv/videos/177841279?t=01h24m45s

10/9 CHG vs. BSG

https://youtu.be/zzRgiO_aAuI?t=1h24m6s

まとめ

あくまで個人的な視点での考察なので違うなと思う所があったらご了承を。意見とかありましたらこのサイトの誰も使ってない掲示板にでも書いといてください。

まだメタは固まりきっていませんし、トッププロチームは軒並み旧パッチの大会をしているのであまり分かりませんが、使えるヒーローは前メタに比べ格段に増え、構成の幅は広がったので、OP気味のマーシーを除いては面白い調整のように思えます。

この環境において”メタ”といわれる構成が出てくるかは分かりませんが、現在PTRで調整中のマーシー次第でまた大きく環境が変わりそうなので、大会シーンに注視しながらまた何か書こうと思います。

APEX challngersを見る場合、Lunatic-Hi#2(Bunnyが居る),seven(個人技が強い),Element Mistic(チームとしてのダイブ、受けが綺麗) の試合がお勧めです。

The following two tabs change content below.
Mutsumi

Mutsumi

睦水です。サーバーの管理兼記事の投稿をしています。 何かありましたらコンタクトフォームか掲示板、又はtwitterまでお願いします。
Mutsumi

最新記事 by Mutsumi (全て見る)