ゼニヤッタとマーシーが選ばれる理由

ゼニヤッタとマーシーは、調整が入って以降、プロシーン・ライバルプレイ、どちらにおいても常にトップメタを走り続けています。

今回は、なぜこのヒーロー達が選ばれ続けているのか、その強さの秘訣を探っていきます。

強さと弱さ

まずは、それぞれのヒーローの何が強くて、何が弱いのかをみてみましょう。

ゼニヤッタ

 強さ 

不和のオーブによるチーム全体の火力の増強

回転率の良いカウンターUlt

・ゼニヤッタ自身のダメージ能力

・自由度の高いヒール能力

 弱さ 

・逃走スキルがなく、ヘッドショット判定が広い為倒されやすい

・毎秒30しかないヒール量

 

ゼニヤッタをピックする事によりチーム全体の火力が大幅にアップするが、死にやすく、ヒールも少ないので非常に攻撃的なヒーローである。

アルティメットアビリティである”心頭滅却”はゲンジやザリアのUltを無効化する事ができ、回復や自衛にも使える、汎用性が高く強力なUltである。

マーシー

 強さ 

Ultがとにかく強力

蘇生スキルのパワー

・ガーディアンエンジェルによる機動力

・自由度が高く、毎秒60の高いヒール量

 弱さ 

・ヒールと攻撃を両立できないため、火力がほぼ0に等しい

・自衛能力が皆無

 

マーシーをピックする事により、蘇生を使って実質一人分人数有利を作れるが、狙われやすく、自衛手段がないので状況判断が求められるヒーローである。

アルティメットアビリティである”ヴァルキリー”は、二人即蘇生(※)+集団ヒール(バフ)を20秒間持続+生存能力大幅UP、という非常に汎用性が高く、これ一つで集団戦に勝利できるポテンシャルをもった最強Ultである。

お互いの相性

ゼニヤッタとマーシーのコンビ。それぞれのヒーローが強いのは分かったけど相性はどうなのでしょうか。

カバー能力

まずはカバーについて。サポート同士の、ヒールなどによるカバーの相性は、相方を選ぶ上で重要な要素になります。

お互いのカバー能力をまとめると

ゼニヤッタ→マーシー  マーシー→ゼニヤッタ 

こんな感じになります。

あちこちを飛びまわるマーシーに対しては、視界内に入れておけば勝手に回復する特性を持った、ゼニヤッタの調和のオーブが最高の相性を誇ります。他のヒーローだと、近くまで行く必要などがあるので、思ったように回復は出来ません。

ゼニヤッタに対してのマーシーのヒールは、可もなく不可もなくといった感じです。ある程度の距離から、バリアなどを無視して60/sの回復を与えられると考えると、間違いなく相性は良い方でしょう。余り近づきすぎるとマーシー自身が倒されてしまうというのが難点でしょうか。

お互いにカバーがしやすいので、サポートの死亡率は減らすことが出来るでしょう。

ヒール量

次はヒール量について。ゼニヤッタが30hp/s、マーシーが60hp/sなので、合計すると毎秒90hpまで回復できます。

範囲については、ゼニヤッタの調和のオーブは有効距離40m、マーシーのカデュケウススタッフは有効距離15mだが、ガーディアンエンジェルで30m先まで対象へ移動できるので、どちらのヒーローも広範囲にヒールできます。

それに加え、両方のUltで回復量を増幅させれますし、マーシーの蘇生で実質回復できるのでヒール量は十分に足りるといっても問題ないでしょう。

火力

ゼニヤッタが生きている限りは、不和のオーブによりチーム全体の火力が高くなり、ゼニヤッタ自身もサポートの中では最高のDPSを稼ぎます。

これにより、ゼニヤッタをしっかり生かすことで、マーシーの火力がほぼ0の分を補うことが出来ます。

また、マーシーのダメージブーストにより局所的な火力UPもできるので、火力面が足りなくなる心配はありません。

Ult

どちらのUltも貯まりやすく強力です。カウンターUltとしても、攻めのUltとしても使えるので汎用性に優れます。

心頭滅却中にマーシーが安全に蘇生を使ったり、ゼニヤッタが死んでしまったのをヴァルキリーで即蘇生したりなどする場面は多いので、Ultとヒーローの相性は良いでしょう。

このUltも龍撃剣などに対して両方吐いてしまう事は勿体無いですが、ルシオとゼニヤッタのUltが被るよりはマシなので若干相性が良いと言えるかも知れません。

 

よって、ゼニヤッタとマーシーはコンビは相性がとても良いということが分かりました。

弱点

今まで強い点を紹介してきましたが、万能なコンビでもないので弱点も存在します。

それは単純に”死にやすいこと“です。

ゼニヤッタとマーシーの相互のカバー性能が優れているとしても、一人までなら耐えることは出来ますが、2・3人に狙われると一溜まりもありません

また、それぞれが個々で自衛力が高いわけではないので、片方が死ぬともう片方もすぐに狩られてしまいます

強いヒーローであるだけに、狙われやすく、尚且つ自分のチームだけデスしてしまうとかなり不利になります。特にマーシーがファーストでデスしてしまうと実質人数差が二人つくのでほぼ負けます。

なので、このサポートコンビの場合は、お互いが死なないように気を使いつつ、他の味方もしっかりとカバーをする意識を持つことが大切になります。

もし、味方が守ってくれなかったり、相方のヒーラーが自分を見てくれない場合は他のヒーローに変えたほうが強い状況というのは多く存在するので、そこは注意しておきましょう。

また、特にゼニヤッタが足が遅いので、アサルトAなどのチョークポイントを抜けるのが困難になります。

そういう場合はじっくりと前線を上げていくか、ルシオなどの足の早いキャラに変えましょう。

ゼニヤッタとマーシーの構成

サポートの二枠にゼニヤッタとマーシーを選ぶとすると、他のタンクやDPSを何を選ぶのが良いでしょうか

実際に使われている構成を見てみると、現在の主流的な問題でウィンストン・D.va・トレーサーなどが組み込まれることが多いです。

しかし、ラインハルト構成やオリーサ構成を使う場合もゼニマーシーは使用され、3TANKや3DPSの場合に使用されることもありました。

つまり、他のヒーローは何でもよい。ということになります。

今回は良く使われている構成をいくつか紹介しておきます。

トレソル構成

ウィンストン+D.va+トレーサー+ソルジャー76+ゼニヤッタ+マーシー

ウィンストン・D.va・トレーサーというダイブ構成を構成する3ヒーローにソルジャーを入れた型になります。

現環境で一番良く見られる構成で、ソルジャーを主軸とした構成です。

ゼニヤッタが孤立しがちなゼニマーシーの構成において、ソルジャーのヒールとフランカーの迎撃性能によってゼニヤッタを守ることができます。

また、ゼニヤッタと同じ位置に立つことにより、狙う敵が同じになるので、不和のオーブの効果をより効果的に活かせるようになります。

マーシーとソルジャーの相性も良く、余裕があるときにソルジャーにダメージブーストする事でダメージを増加させることができ、ソルジャーのUltであるタクティカルバイザーをヒールやブーストでカバーする事で、より効果を発揮できるようになります。

また、ソルジャーが高台をキープする事でマーシーの逃げ道にもなるので、マーシーの生存率も上げることができます。

トレーサーを採用する理由としては、ヒールが無くてもある程度自由に動くことが出来るのと、ウィンストンやD.vaとフォーカスを合わせて敵を倒すのに必要な機動力を持っているので、ダイブ構成に欠かせないキャラといってるのが主な理由となります。

ゼニヤッタとマーシーを活かすのに一番相性の良い構成と言え、対応力も高く安定した構成なのでとりあえずやって損は無い構成でしょう。

ゼニマーシー自体とはシナジーがある訳ではないですが、ソルジャーをゲンジにしてダイブに重点を置くのも、コンセプトやヒーローパワーとして強いので普通に強いですね。

オリーサホッグ構成

メインタンクとしてオリーサを起用する構成です。サブタンクはD.vaになる場合もあります。

DPSにはジャンクラットやマクリー、ソルジャーといった、相手のダイブを受ける事ができるヒーロー達が選ばれます。

オリーサ、ロードホッグというヒーローは、ラインハルトの盾などとは違って、スキルが時間、しかも短い時間によって回復するキャラなので、マーシーの蘇生後にすぐに最大のポテンシャルを発揮する事が出来ます。オリーサの盾を使うことで、マーシーが安全に蘇生できるのでマーシーと一番相性のよい構成ともいえるでしょう。

ゼニヤッタを採用する理由としては純粋に火力の重増しですね。

この構成は正面に対する睨み合いに対して非常に強力で、素の火力が全員高いうえに、オリーサのストップとホッグのフックやジャンクラのコンカッションを合わせる事で敵を一気にキルまでもっていく事ができます。

ただ、ゲンジやファラなどにサイドから挟まれる形になってしまうと、オリーサでは対応が難しくなってしまうので、そこが弱点なのがポイントです。

ラインハルト構成

タンクにラインハルトやザリアを起用した構成です。ハルトは蘇生してもバリアは回復しておらず、ザリアは蘇生してもエネルギーは0なのには注意しましょう。

相手のダイブに弱いので、サポを守りつつ正面のインパクトを増す為に、ジャンクラット・マクリー・ソルジャーなどをDPSに起用すると良いでしょう。

Ultがどのヒーローも強力な構成なので、しっかりと決めてていきながら、相手の好きに攻めさせないようにすれば戦えるでしょう。

ゼニヤッタとマーシーが気をつけること

ゼニヤッタ編

先程、攻撃敵なヒーローと紹介しましたが、その裏で、とても狙われやすく死にやすい繊細なヒーローという一面も持っています。

ゼニヤッタをやる上で一番気をつけなくてはいけないのが立ち位置です。敵に狙われやすい立ち位置をとっているとすぐ倒されてしまう為ですね。

ではどういう立ち位置を取っていればよいのかというと、よく言われるのが“ワンジャンプで行けない距離”ですね。

これはウィンストンやD.vaのジャンプスキル、ゲンジの風斬りなどで直接ダメージを入れられない距離という事です。

ただ遠く離れていれば良いという訳ではなく、しっかりと味方にオーブをつけれる位置の上で、マーシーにカバーに来て貰える位置も意識しておかないと、一人で裏にくるトレーサーなどに倒されて終わってしまいます。

なので、障害物やヘルスパックを使いながら、自分が飛び込まれないラインを見極めて立ち回るようにしましょう。

また、マーシーが敵に追われて飛んでいるときは、マーシーのピンチであり、調和のオーブをつける絶好のタイミングなので必ずヒールを渡せるようにしましょう。

Ultに関しては、相手に龍撃剣などがあるのが分かっている場合意外は、自衛の為でもヒールを回す為でもいいのでどんどん使っていきましょう。すぐ貯まります。

生きているだけで強いキャラなので倒されないように意識して戦っていれば試合は有利に進んでいくでしょう。

これに関してはマーシーもゼニヤッタも同じですが、常に周りを見渡す癖をつけることで、ヒールを欲している味方や、裏取りを狙っている敵に気付くことができるので、この癖をつけるだけで状況判断力は格段に上がると思います。

マーシー編

マーシーの立ち位置としては味方のソルジャーやマクリー、ゼニヤッタなどの遠距離射撃を得意とするキャラの近く、あるいは前線と後衛どちらにもカバーに入れる真ん中くらいのポジションが理想です。

ヒールの優先度してはフォーカスを受けている味方を優先して行い、味方を死なせないようにしましょう。人数が減るごとに自分の行ける範囲は狭まり、死ぬリスクが高まります。

タンクに対してHPをフルに回復してあげる必要などはないので、適宜必要な味方をヒールできるようにしましょう。

蘇生がある場合は最悪見捨てて、敵のフォーカスが他に移ったら蘇生をしてあげるようにすると、無理にヒールや蘇生をして自分が巻き込まれる確立を減らすことが出来ます。

相手と1vs1を行っているDPSなどに対しては、適宜ダメージブーストに切り替えてあげると有利に戦闘を進められる場合があります。ヒールに余裕があるならDPSやゼニヤッタにダメージブーストをつけてあげましょう

Ultは戦闘が始まったらさっさと使ってしまった方が強いです。全体にヒールやダメブができるので蘇生しない場合でも強いですし、20秒もあるので本格的に乱戦が始まったなーと思ったら、さっと使ってしまって味方を援護しましょう。少なくとも無理に使って倒されたり、抱え落ちするよりはよい結果になるでしょう。

Ult中は相手に遠距離を狙う敵がいないなら空高くをキープ、狙われるなら高所にある障害物を使ったり、高速になっているガーディアンエンジェルを使って飛びまわるようにすれば倒される確立は減らすことが出来ます。

マーシーに慣れてきたら、あえて自分にフォーカスを向けさせてから逃げることで相手をいなせるようになれば味方は動きやすくなるかもしれませんね。

味方が気をつけること

ゼニヤッタとマーシーが味方のサポートの場合に他のタンクやDPSが意識すべきことです。

前に出すぎて死なない

前に出すぎることで、サポートと前線が分断され、ヒールも回らず蘇生する事もできません。

前衛~マーシー~後衛 のように、マーシーが前と後ろを繋いでいるような意識を持って、そのラインを切らないように動くことが大切です。

後ろも気にする

タンクやDPSの仕事として、前線をしっかりと押さえることで味方の後衛をフリーにさせるという仕事はとても重要です。

しかし、ゲンジやウィンストンなどがその前線を越えて裏に来ている場合は前を押すことにあまり意味はありません。

そういう場合は反転して後ろの敵から先に処理する、という選択肢も持てるようになると安定して勝てる戦いが増えます。

Ult中に集まる

ゼニヤッタもマーシーのUltも固まることで最大の効力を発揮します。

ある程度しっかり集まって、フォーカスを合わせてキルする事でUltを最大限有効に使って有利を作れるようにしましょう。

 

おわり。

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